オリジナル食器製作


既存の食器の中から希望の形・サイズを選んで決めます。
イラストレータなどのデザインデータをメールでいただきますと、特殊なシートにカラーレーザープリンターでロゴマークを印刷して、現物の陶器に貼付けます。擦ったり、水に浸けたりしなければ、イメージを掴むことが出来、急なメニュー撮影にもご使用いただけます。
実際の転写紙の作成には、数千円から数万円のコストが発生しますが、この方法を使えば、今のところ陶器の素地代のみでプレゼンサンプルの作成が可能です。ただし、局面へのシールの貼り付けや、ロゴマークが大きい場合、シワになったりすることがあります。
通常の上絵付は、釉薬のかかった陶磁器の表面に転写紙を貼付け、
700℃〜850℃前後で焼成します。コスト的には、一番安いネーム入れの方法です。
常の上絵付で加工したロゴマークは、摩擦や食洗機の洗剤により、剥げてくることがあります。
この様なヘビーユーザーの場合、イングレーズという技法がおすすめです。
イングレーズとは、イングレーズ用の転写を高温焼成(1200℃〜1250℃前後)する事によって、
釉薬の中に絵の具を溶け込せ、磁器表面のガラス層に沈める絵付け技法です。
コストがやや高いことや、陶器の釉薬がイングレーズ対応でないと加工できません。

少量多品種の小規模な窯元での制作が適しています(数百個から)。
安価な大量生産のメーカーでは、相当数の製造ロットが
必要になります(数千個から数万個)。

既存の食器の中から希望の形・サイズを選んで決めます。


ラフスケッチや参考資料(写真、イラスト)などを用いて、
ご希望の形状・サイズ等をお知らせください。
それをもとに完成形を決定します。

フルオーダーでは、新たにデザインした形状で成形するために、
型の製作が必要となります。
ボディカラー、絵柄、ロゴ等、形状以外のデザインを決めます。

デザインにより費用が変わります。
一部、対応できかねる商品もございますので、詳しくはご相談ください。


 使用型を積み重ね、その隙間に泥漿をエアポンプで圧入、脱水硬化後、脱型します。
 求める外側、内側の形状の隙間に泥漿を圧入することから、二重鋳込み成形法とも言われます。泥漿を強制的に圧力をかけて注入するため、生素地は焼成時の変形が少なく正確な仕上がりの製品が得られます。


 型の面に陶土を打ち付けてろくろで回転し、金属製のコテを当て生素地を成形する方法です。型とコテとの隙間が、求める形状の断面となります。型の面に陶土を置き、加熱したローラーで圧延して成形するローラーマシン成形法もあります。

 型に泥漿を流し込み、着肉後、泥漿を排出する方法です。排泥鋳込成型法とも言います。徳利、急須、花瓶等、袋物の成形に適しています。この成型法は、脱型できるよう複数の部分で割り型にすることで、複雑な形状の成形が可能になります。

 手で成形する方法です。形状に合わせて、主に次のような種類があります。
 ●ろくろひき・・・ろくろの遠心力を利用して両手で土を引き上げ指・手のひらで成形する方法。微妙な指使いの「ろくろ目」が味わい。
 ●手おこし・・・たたらの半乾燥したものを使って成形する方法。